一般的な施用量を知りたい
安全・安心・おいしい有機栽培 標準施用例
*生産農家の方へ
下記の肥料の標準施用量を「 kg 」単位とし、0a当たりに施用する量となります。
*家庭園芸・花壇の方へ
下記の肥料の標準施用量を「g 」単位とし、1㎡の施用する量となります。 (1㎡は新聞紙2枚広げた分の面積)
◆ 苗作り
丈夫な苗を作ることは、病害虫や品質などに大きな影響を与えます。 「種まき培養土」「育苗培養土」を利用ください。
※農産発酵プロバイオ・リキッドで追肥してください。
◆ 土作り <元 肥>
土づくりの重要なポイントは柔らかい土にすることです。柔らかい土は空気を含んでおり、 水はけも良く、作物は根をしっかり張ることができます。根がしっかり張れば、ほぼ成功です。 堆肥(腐植)やミネラル、有機質肥料、竹炭や微生物など活用して、微生物を活性化させて、 やわらかな土を実現してください。
■土作り
「卵殻肥料」 100~200
「ヒュ-マスエナジィ」 100~200
■肥 料
「ス-パ-ネイチャ-プラス」 200
「ミネラルエナジィ」 20~40
※施用量は圃場の地力によって加減してください。
※「 ス-パ-ネイチャ-プラス 」は穏やかな肥効 が長期間安定して続きます。
※「ヒュ-マスエナジィ」「ミネラルエナジィ」は肝心要の土を作ります。
肥料散布・起耕・整地してか ら、 1~2週間程度期間を取り、定植・播種する。 (微生物の定着安定の期間)
◆ 病害虫 の少ない 土作り
「椿油粕」「ニームケーキパウダー」などの利用で土づくりをして、病害虫の発生が少ない栽培環境(土づくり)を整えて下さい。
「 ニームパウダー・ペレット 」 60
元肥施用時に畝の上の根の近くの場所に局所施用する。効果を持続させる場合は30日毎に。
「ニームパウダー・ペレット」 20
根の近くの場所(深さ5cm)に局所施用する。
◆ 微生物
肥料を施用、整地し、「EM活性液」を土壌消毒のつもりで、50倍希釈で200リットル以上土壌に 散布する。(散布後1~2週間してから定植する) 生育途中に2~3回程度、300倍程度で土壌施 用、葉面散布していく。土の生命力を活性することが大切です。
◆ 追 肥
追肥は吸収が速く、土に残らない即効性の肥料が適します。 肥料成分を多く吸収しずぎると、病害虫や食味に影響します。 即効性アミノ酸の「農産発酵こつぶっこ」や「農産発酵プロバイオ・リキッド」の液肥をお勧めします。
追 肥 「農産発酵こつぶっこ」 60~100
1回の施用量 必要回数
または
追 肥 「農産発酵プロバイオ・リキッド」 200~500倍希釈 7日~10日毎 必要回数
※作物の生育速度や土の状態によって肥料を選択してください。うまく肥料を調節することは、病害虫の発生を減らしたり、おいしさ(高品質)や多収穫に繋がります。
※有機栽培では加里成分やミネラル不足となりがちです。加里は果実や根菜の肥大、野菜の結球に必要です。
追 肥 「ミネラルエナジィー」 60 × 1回
葉が茂ってきたら、「ミネラルエナジィ」を与えましょう。ミネラルは食味の向上、品質向上に期待できます。生育後期が充実し、おいしい野菜が収穫できます。
◆ 美味追求
さらにこだわりで、おいしい作物を作りたい場合やきれいな花を育てたい場合は
※「おひさま凝縮粉末」の80~120
硝酸イオンを減らし、おいしい農作物が作れます。是非、お試しください。
有機質肥料は施用した約半分が作物に利用され、あとの半分は地力として土に蓄えられます。「可給態窒素(地力窒素)」 良い肥料の良い成分が土に残っていくと、質の高い良い作物が育つようになっていきます。良く無い肥料が土に残っていくと、病害虫に苦 労したりします。糖度24度のイチゴを無農薬で栽培していた加地農園さんは、特別なことはしていませんが、「農産発酵スーパーネイチャープラス」や「農産発酵おひさま凝縮粉末」を毎年長年使用した結果、毎年糖度が向上していき、うどん粉病がでなくなり、アブラムシにも苦労しなくなっていきました。
◆参考施肥設計集