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2.硝酸態窒素の原因

硝酸態窒素が増える主な原因

原因を知って特別に対策をしなければ減りません。特に夏場の葉菜類のハウス栽培は要注意!

  • 天候不順・光合成生産物の減少
  • 施肥(窒素過多)
  • 化学肥料
  • 畜産堆肥(遺伝子組換飼料・畜産薬剤等)
  • 遺伝子組換肥料(菜種油粕・大豆油粕・棉実油粕等)
  • 液肥(急激に増える)要注意

硝酸塩摂取の害 まとめ

硝酸イオンはインシュリンの生成を阻害し、糖尿病を引き起こす。あらゆる成人病の根本原因である。

  • 硝酸塩の危険な摂取量(一日当り)WHO基準 2.5g以上で中毒 / 4.0g以上で致死 
  • EUの安全基準‥2000~2500ppm以下
  • 日本の安全基準(生食が多いため、厳しい安全基準を)1000ppm以下に
  • 健康な成人の硝酸摂取限界値‥300ppm/日
  • 糖尿病患者の硝酸摂取限界値‥100ppm/日 

それ以上になると排泄されなく体内に残り、亜硝酸毒となり様々な疾病とつながってしまう。

不健全生育

植物は根から吸収された「窒素」と、葉で光合成して作られた「ブドウ糖」を結合 (窒素同化)させて、タンパク質を作りながら成長していきます。

天候不順や施肥によりバランスが崩れ、「窒素 (硝酸態素)>ブドウ糖」となり、硝酸態窒素などとして植物体中に残ってしまうのが、未消化窒素 (硝酸態窒素)です。未消化窒素 (硝酸態窒素など)は健康に悪いだけでなく、作物の病気や虫を誘発したり、野菜の鮮度を悪くしたりします。逆に硝酸態窒素の消化を促せば、虫や病気の被害は少なくなり、糖度や旨み、鮮度など品質が向上します。

まずはチェックしてみよう

まずは自分の野菜の硝酸イオン濃度を知ることから始まります。野菜に苦味を感じたら要注意!誰でも手軽にチェックができる簡易型測定器があります。

簡易型硝酸イオン測定器(堀場製作所)

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弊社でも取り扱っています。

3.硝酸態窒素の解決と「美味しさ」

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