2020-09-30
リサイクル発酵肥料 はっこうnico

【有機JAS自信度×】粉状発酵有機肥料 施用者委託配合 NET20㎏
施用者委託配合(分析例) 窒素全量4.1% りん酸全量3.8% 加里全量4.4%
- 弊社の肥料工場は有機質原料を主に生産しています。原料の魚粉や骨粉や酒粕などの有機質肥料には細かい粉塵が含まれ、工場の衛生管理の為に集塵機を利用して、肥料の粉塵を回収しています。この粉塵のことを昔から「荷粉」と呼んでいます。
- 昔から弊社に近しい農家さんが「荷粉」が欲しいと取りに来られ、畑に利用されてきました。
- 「荷粉」は多種類の有機原料などの細かい粉であり、様々な微生物を増殖させる立派な肥料です。
- 「荷粉」で発酵肥料を作る農家さんが、素晴らしい野菜を生産していることがありました。
- 肥料の法律が改正され、「施用者委託配合」として「荷粉」を肥料として活かすことが可能となりました。
- 「荷粉」に米糠を混合し、微生物で発酵させることで粉塵を抑え、「はっこうnico」として販売していくことにいたしました。
- 農家さんにお安く提供するために、価格は抑えて生産しています。
- 微生物を増殖させていますので、「緑肥の分解」や「堆肥の生産」や安価な発酵肥料としてご利用できます。標準施用量としては「はっこうnico」100~200㎏/10aです。詳しくはご相談ください。
- 農家さんにお安く提供するために、価格は抑えて生産しています。
- 微生物を増殖させていますので、「緑肥の分解」や「堆肥の生産」や安価な発酵肥料としてご利用できます。
- 緑肥の分解促進へのご利用は、緑肥の種類や状態や栽培作物、土壌によっても施用量は異なりますが、標準施用量としては「はっこうnico」100~200㎏/10aです。詳しくご相談ください。
- 緑肥の分解期間は夏場で水分が十分であれば、3~4週間で分解されます。低温気には分解に時間がかかるため、分解期間を充分にとってください。
- 発酵によってアミノ酸、有機酸、酵素、核酸などが生成されており、農作物の品質に好影響を及ぼします。ご了承の程、お願いいたします。
※「施用者委託配合」…「施用者(農家さん)のご希望に答えるため、肥料の配合依頼書と肥料の配合報告書を交わせば、肥料の法律から除外され、自由に肥料を生産できる法律です。


籾殻堆肥の作り方
- 籾殻を堆積する土間に散布し、その上に「はっこう nico」を下記の割合で散布する。耕耘機などで撹拌する。(籾殻と交互に積んで行っても良い)
- 堆積物を積み上げたら、堆積した山の上から水を染み込むようにかける。満遍なく水分がいきわたるように散布する。水分は60%程度ですが、ビジョビジョになる程度散布する方が良い。
- 水分が逃げないように、雨水が入らないように、全体にビニールシートをかける。温度を60℃程度にキープする。温度が上がりすぎる場合は、シートをはずして、水分を飛ばし温度を下げる。80℃には滅多にならないが、なった場合は切り返しをする。
- 切り返しは、温度が下がってきたら行う。中心部がよく発酵し、上部や表面が発酵しにくいので時々様子を見て攪拌する。
- 切り返しをしても温度が上がらなくなれば完成です。おそらく、2~3回程度の切り返しで完成します。
- 完成の目安は籾殻があめ色に変化し、指でつぶれる程度になります。
原料名 | TC | TN | 配合割合 | TC | TN | CN比 |
---|---|---|---|---|---|---|
籾殻 | 45.4 | 0.6 | 80% | 36.3 | 0.48 | 75.6 |
はっこうnico | 12.0 | 4.1 | 20% | 2.4 | 0.82 | 2.92 |
100% | 38.7 | 1.30 | ※30 |
〈材料〉
- 籾殻(乾燥)または落葉 750㎏…75%
- はっこうnico 250kg…25%
※CN比を30%程度になるよう計算する
発酵肥料の作り方
①半分は米ぬかを使用する。残り半分はお好きな原料で。油粕は遺伝子組換えの無い安全な「ゴマ油粕」をお勧めします。魚粉は良く発酵する「7-5魚かす粉末」をお勧めしています。リンサングアノや蒸製骨粉を混合する場合は全体重量の10%程度。
②カサを計って水分量の目安とする。


- 原料全体のカサの1/10が水の量・・・・16.5リットル
- 水の1/100 EM-1の量・・・・・・・・・・・165cc
- 水の1/100が糖蜜の量・・・・・・・・・・・・165cc
※上記の代わりに新しいEM培養液を16.5リットルを使用しても良いボカシが作れます。
③上記を万遍無く攪拌し適度な水分状況とする。水分が足らない場合は少しずつ補給する。水分が多めの方が発酵しやすい。玉はつぶしておく。密閉して嫌気発酵させる。15℃以上ないと発酵しない。熟成が最も大切で長期間熟成発酵させる。空気が入ると酸化分解が始まり、菌糸が張り、アンモニアや虫が発生したりします。穴が開かないようにしっかりした容器で密閉してください。できるだけ長い時間をかけて、しっかり熟成させてください。
この割合の肥料成分量(%)(計算値)窒素全量3.0 りん酸全量2.8 加里全量1.0
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