かぐや竹酢液
・品質向上 + 土壌改良 + 健全生育 (液体炭素) 20L/1L
・竹酢液は直接的な殺菌殺虫でなく、糖度アップや硝酸イオン濃度の低減、未消化窒素の消化、土壌微生物の活性化による悪玉菌の抑制、抑草など総合的に栽培環境を整える優れものです。上手に使って減農薬から無農薬へとお役立てください。
・濃度によって、害(殺菌及び植物に対する毒性)と栄養(微生物及び植物)の両刀の剣を上手に使い分ける。
・殺菌的な使い方より、周りの微生物を活性化し、微生物の多様化による病害土壌環境を改善する。ミネラルの可溶化 ・キレ-ト化・錯体化による養分の可溶化をはかる。
★★土壌散布・灌注の場合★★
「土壌微生物の増殖」「土壌養分の可溶化」
■竹酢液、倍率別の使い方
●原液~10倍→動植物、微生物、全ての生物を死滅。ハコベに効く。竹酢液と炭を1:1の割合で吸着させ、作物のない時期に土壌に混和(殺菌濃度維持)
●5~20倍→多くの微生物を殺菌。土壌消毒剤として作物のない時期に3~6 ℓ / ㎡
●原液~100倍→悪玉菌の抑制「ボトリチス(各種灰カビ病)、フザリウム(つる割れ病、萎凋病)、リゾクトニア(苗立枯病、モンガレ病)、コルチシウム(白絹病)
●5~200倍→病原微生物を殺菌し生育を抑える
●200倍→トウモロコシ(低丈)・節間がつまる。ネギ・ワケギ等の徒長抑制・草勢維持
●300~500倍→施用で作物に癖をつけるようにする。5日~7日毎施用 ⇒ 賦活作用
●400~500倍→植物の生育促進(植物ホルモン)
●200~1200倍→菌糸の生育抑制
●1200倍以上→生育促進
竹酢液は病原細菌であるシュードモナス・ソラナセアルム(青枯病菌)、シュードモナス・グラジオリー(褐色腐敗病菌)などの細菌には200倍までは殺菌に働く。また、発酵糸状菌であるトリコデルマ・アスペルギルスには10倍までは殺菌に、25倍~50倍は菌糸の生育抑制に、100倍以上だと育成促進に働く。
★★葉面散布★★
「窒素同化作用の活性化」「葉面微生物の活性化」
未消化窒素の消化・硝酸イオンの減少・糖度アップ・食味向上・品質向上・茎葉が固く、葉が立つ。葉色が淡くなる。ワックス効果・病原菌の侵入阻止。アルカロイド類やファイトアレキシンなどの生成により、耐病性、耐虫性、忌避効果、羅病性の低下(竹酢はキュウリに相性が良い様子です。一度使ってみて下さい)
■竹酢液、倍率別の使い方
●500~1000倍→栄養成長の促進
●200~400倍→水稲、常緑植物
●400~ 800倍→ 一般植物
●500倍~1000倍→苗や軟弱な植物
●200~300倍→生殖成長(花芽分化)の促進
●100倍→病害対応濃度
【竹酢液の効用】
*白菜、ホウレンソウ 100倍一晩つけてから発芽へ(有機種子は消毒していないので実行してください)
*ネギ苗 500倍に30分漬けてから移植<アカサビ対策
*トマト青枯 200倍 (病菌代謝)
*トマト・きゅうり 100倍~200倍 液を1~2リットル/株元にかん注 萎凋症状
*みかん 400倍~500倍 赤ダニ対策
*ブドウ 50倍 たっぶり散布<カイガラムシ対策> 剪定から萌芽期
*ハウスのアブラムシ 容器に入れて、数メ-ルおきに設置
*線虫対策 20リットル/月×6回 根こぶ線虫
*小麦・うどん粉 200倍
【クラスタ-の低下 浸透力の向上、親和性、展着効果、被覆力向上】
*減農薬 (竹酢は300~500倍になるように混ぜる 農薬は通常の半量で良い)
【資材と混ぜて使う】
*魚腸竹酢(魚荒)→5kg/竹酢15リットル 2~6か月漬け込む
*唐辛子→50~70g/竹酢20ℓ 3か月漬け込む。(激辛の唐辛子の漬け込みはアブラムシに効果がある様子です)
*にんにく→2kg/竹酢20リットル 2日で溶かす
*キトサン→150~200g/竹酢20リットル
【水田利用】
■種もみ処理→500倍希釈液に浸種 積算温度120度 苗500倍潅水
■抑草対策→代掻き時(1.5L)、田植え時(1.5L)+こつぶっこ60kg表層施用 深水管理
■葉面散布
1回目出穂40日前 200倍 100L/10a いもち対策
2回目出穂25日前 幼穂形成期 200倍 120L/10a
3回目穂揃期 300倍 150L/10a カメ虫対策
4回目乳熟期 200倍 150L/10a カメ虫対策
窒素過多解消(冷害対策) 穂揃期 100倍 17L/10a×2回
倒伏対策(屈起力) 20L/10a 流し込み
※「減農薬の宝物 木酢・竹酢・モミ酢 とことん活用読本」 農文協 定価1200円(税別)参考文献