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腐植について

腐植(土壌ヒューマス)の特徴と考察

農業では土づくりは大変重要となります。しかし、現在の堆肥は質が悪すぎており、お勧めできません。弊社は安心して確実に土づくりが行えるために、「ヒューマスエナジー」という腐植質資材を開発しました。

ヒューマスエナジィ

腐植とは落葉などが何千年もの間、堆積腐熟され炭化された「土壌ヒューマス」で、地力そのものです。肥沃で生産力がある、エネルギーの高い土をつくります。

腐植は少量の施用で地力を向上します

腐植は20~30kgで堆肥1トンに相当する力があると言われています。簡易に土作りができ、大規模農家にも省力や結果的にコスト軽減になります。

土の緩衝作用が高まる

PHの変化や肥料濃度、温度変化などについての緩衝作用が高くなり、肥料の調節が楽になります。病害虫の発生の少ない、栽培しやすい土を作ります。

陽イオンの吸着保持力が大きい

塩基置換容量  普通の土15~25me 腐植200me以上(10倍程度) アンモニア、カリ、カルシウム、マグネシウムなどの陽イオンの吸着保持力が高くなります。

土壌を団粒構造にする

植壌土における腐植含率と孔隙率の量

  • 腐植含率1.8%・・孔隙率45%
  • 腐植含率2.0%・・孔隙率49%
  • 腐植含率3.0%・・孔隙率56%
  • 腐植含率3.5%・・孔隙率56%
  • 腐植含率4.0%・・孔隙率60%

腐植含量が多い程、土が団粒構造となり、孔隙率が増し、保水、排水、通気などの土の物理的機能を向上します。

栽培に適した孔隙率と土壌の三相分布  
孔隙率・・・・・・・・60%   
固相(土の部分)・・・・ 40%   
気相(空気の部分)・・・ 28%    
液相(水の部分)・・・・ 32%   腐植含有量4%が理想の腐植含有量です。

アルミニウムの不活性化とりん酸の拡散

りん酸の土壌固定の原因であるアルミニウムと結合して、不活性にし、りん酸の吸収利用率を高めます。アルミが多い黒ボク土、火山灰土に特に有効です。

生理活性効果

腐植にはオーキシン、サイトカイニンなどの植物生長ホルモンがあります。生理活性を起こし、細胞分裂を増強しますので、特に根が良く発生します。

腐植の状況

  • 日本の平均的田畑の腐植含量は2%程度 (4トン検討/10a当たり)
  • 理想的な田畑の腐植含量は4%程度 (8トン検討/10a当たり)

腐植の消耗について

  • 水田では、60kg程度/10a 毎年消耗します。※ヒューマスエナジィでは100kg(5袋)/10a 程度で補給できます。
  • 畑地では、120kg程度/10a 毎年消耗します。※ヒューマスエナジィでは200kg(10袋)/10a 程度で補給できます。
  • ハウスでは、200kg以上/10a 毎年消耗します。※ヒューマスエナジィでは300kg(15袋)/10a 程度で補給できます。     

少量から、できる範囲で施用して効果を確認ください。

安全に安心して、確実に土づくりができるように、有機JAS資材の「ヒューマスエナジー」を開発しました。生産力の高い、栽培しやすい土を作ります。是非お試しください。

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