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2.遺伝子組換の問題

遺伝子組換の毒素

遺伝子組換食品は危険な物との認識が一般化されているのか、非遺伝子組換を表示する食品が増えてきました。 

しかし、堆肥や肥料については全く触れられていません。

例えば、菜種や大豆などの植物種子油の場合、組換えされた遺伝子はタンパク質のため、「油」には殆ど含まれず(現在の技術で検出できません)、飼料や肥料に利用される「粕」に殆どが含まれています。

遺伝子組換とは微生物の遺伝子を植物に組替えるなど自然界で起りえない操作をして、人為的に植物に殺虫成分を組み入れたり、除草剤に耐性をつけるもので、主にアメリカの農薬・除草剤メーカーが開発しています。

ヨーロッパでは強い反対があり、遺伝子組換え食品はほとんど利用されていません。しかしながら、日本ではいち早く輸入され、アメリカの農薬メーカーの実験台となっているのです。

「遺伝子組換は生体内でタンパク合成がうまく行かなく、異常が起こる」との指摘があり、タンパク質でできているホルモンや細胞などの異常の発生が心配されています。遺伝子組換えを畜産飼料や農作物への有機肥料として与えても、同じ様に異常な細胞等ができる危険性があり、ヨーロッパの研究者より厳しく注意を受けています。

殺虫や耐除草剤の組み替えられた遺伝情報は目には見えませんが、土の微生物や生物に悪影響を与え、土を荒廃させ、タンパク合成を異常にし、農作物ひいては人間の細胞や脳内ホルモン等を異常にし、精神性をも破壊する危険があることを認識しなくてはなりません。

最近はうつ病患者や自殺者の増加が著しく、それらの増加時期と遺伝子組換食品の導入時期との一致が指摘され、遺伝子組換食品が脳内ホルモン等の異常を引き起こしていることが危惧されています。

また、遺伝子組換作物の花粉が在来種に受粉することによって、その情報が伝搬され、遺伝子組換情報を持つことや、波動によって伝搬されるとの指摘もあります。もはや遺伝子汚染は深刻な状況で、正しい認識が何より大切です。

残念ながら、現在の菜種油粕、大豆油粕などの植物種子肥料の殆どが遺伝子組換えです。また、畜産飼料の殆どのトウモロコシなどは遺伝子組換えで、その異常な遺伝子情報は畜糞堆肥等に多く含まれていることを認識しなければなりません。

3.近年の遺伝子組換の事情