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2020-07-02

天然岩石抽出ミネラル液

農業用A液

  • 土壌のソフト化(土壌のイオン化)
  • 耕盤破壊
  • 微生物活性・酵素活性
  • 菌相制御
  • 水の機能化

「A液」は超微粒子「2ナノ(1ミリの100万分の1)」の鉱物ミネラルなので、シリカケ-ト正四面体の形状で固有振動しています。土壌散布により、土(粘土)、微生物、植物、水に振動エネルギ-を与え、共鳴し合い、粘土を分離し、電荷を与え再結合を防ぎます。(乾燥しても固まらない)

また、土壌で微生物活性が起こり、土壌のソフト化、土のイオン化(水に溶ける)を促し、土がやわらかく、盛り上がり、地中の耕盤層を破壊します。
菌相分布はキチナ-ゼ活性などにより、病気を引き起こすカビ類は減少し、放線菌や一般細菌が増え、
健全な土壌が蘇ります。

農業用B液

定植後、1週間以上の間隔で2~3回散布して下さい。栽培中からの使用の場合でも必ず「A液」から散布し、1週間空けてからB液をご使用下さい。根菜の肥大に必要なミネラル分を補給します。

農業用C液

定植後、1週間以上の間隔で定期的に散布して下さい。B液と同様に必ずA液散布後に使用して下さい。葉、茎の生長を正常にし、健康を維持します。

農業用D液

花芽分化の起きる直前や花飛びが起きたときに使用して下さい。植物体内の酵素を活性化し、ホルモンの分泌を促し、栄養生長から生殖生長への変換をスムーズにします。

農業用E液

作物の発根を促し、開花・結実をよくして、品質向上に導きます。特に作物の根の動きが悪い時(冬の寒い時期など)にお勧めです。

※農業用ミネラル液は大陸を構成する代表的な岩石を組み合わせて、ミネラル分(鉱物))を抽出した水溶液です。土壌の改善や、農作物の品質向上が期待できます。作物・土壌の状態により散布量・散布間隔などの使用方法が異なります。
葉面散布も可能ですが、土壌散布を基本として下さい。※各ミネラル液は、1000倍以上の希釈でご使用下さい。

施設栽培の方の使用法

  1. 太陽熱消毒時にのみ使用。A液を5~10L/10aいれて大量に水を潅水。微生物相の変化を期待する。
  2. 定植前の施肥時にA液を4L/10a散布。(できるだけ回数を多くやった方が結果が良い。つまり一度に4L入れるのではなく1Lを4回、または2Lを2回など回数をたくさんやる。)
  3. 定植後は多い方で1週間から10日に1L/10a散布、土壌の状態をみながら1か月に1回の方もいる。樹の状態をみて、AなのかCなのか、それともDなのかを見極める。
  4. 根の動きが悪い時にルートパワーに変える。

鉱物ミネラル 使用事例

  1. 秋に堆肥投入時に「A液」1L/10a散布後、よく耕うん、または春の代掻き時に「A液」1L散布。
  2. 分げつ期に「C液」1L/10a散布。
  3. 出穂10日前ころに「D液」1L/10a散布。

分けつが旺盛になり放射状に葉が広がり、下部まで光が入り光合成が促進されます。茎は真円になり、倒伏しにくい稲に育ちます。葉が硬くなり、葉のこすれる音が高くなります。葉色が淡く、初期段階は育成が遅いように見えますが、途中から育成が一気に良くなり、収量・食味ともに格段に良くなります。

  1. 根が動き出す2、3月頃に「A液」1L/10aまたは1本の木に500倍液10L散布。
  2. その後は1か月1回の間隔でミネラル(A.C.D.Eなど)を500倍で散布。樹勢を強くしたいときに「C液」、生殖成長を強めたいときに「D液」にする。(1L/10a)
  3. 糖度と酸度を上げたい時に「E液」1L/10a散布。「A液」以外は他の液肥等と混合して散布しても可。

伸びが良く、サイズが揃います。食味が良くなります。(糖度・酸度が上昇)
鮮度が保持されます。葉が肉厚になり、葉脈が発達します。気温に左右されず、病気、特にモンパ病が減ります。

  • 基本的に上に示した施設栽培の使用方を組み合わせる。
  • 皮が薄くなります。皮まで赤くなります。
  • 玉のサイズが揃います。
  • 生長点が上がります。背丈が揃います。
  • 葉色が淡くなります。
  • 基本的に上に示した施設栽培の使用方を組み合わせる。
  • 全体的に葉色は淡く、小ぶりで肉厚になります。
  • 葉やかんざしが立ちます。
  • 花が八分咲きになります。
  • 果肉が硬くなり、完熟後の出荷が可能になります。
  • 耕盤が破壊され、根が地中深くまで入り(240m)、養分吸収が良くなり、果実の照りや艶が出ます。
  1. 根が動き出す2.3月頃に「A液」1L/10aまたは1本の木に500倍液10L散布。
  2. その後は1か月1回の間隔でミネラル(A.C.D.Eなど)を500倍で散布。樹勢を強くしたいときにC液、生殖成長を強めたいときにD液にする。(1L/10a)
  3. 糖度と酸度を上げたいときにE液1L/10a散布。A液以外は他の液肥などと混合して散布しても可。

玉の肥大が良く、サイズが揃います。食味が良くなります。棚もちが良くなります。葉が肉厚で小ぶりになります。

  • 基本的に上に示した施設栽培の使用方を組み合わせる。
  • 2月中も生り疲れが起きないため、収穫が安定します。
  • 空洞化がなくなり、葉は小ぶりで肉厚になり、花は八分咲きになります。
  • 基本的に上に示した施設栽培の使用方を組み合わせる。
  • 皮が薄くなり、割れにくくなります。
  • 茎が太くなります。
  • 葉が肉厚になります。
  • 背丈が揃います。
  • 葉色が淡くなります。
  1. 施肥時にA液2~4L/10a潅水。
  2. その後1か月に1回くらいの間隔で、Aまたはルートパワーを散布。

夏枯れ時に背丈が揃います。首の部分が硬くなり、全体がシャキッとなります。根が真っ白になります。病気に強くなります。

地球農学の構想―ミネラル畑にいのちはあふれ

川田薫 川田肇 著  野草社 1600円(税別)

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