オーダーメイド肥料について
1.オーダーメイドオリジナル配合肥料
「近未来の土づくりはオーダーメイド肥料」
肥料や土壌改良材は各々のメ-カ-が汎用的に生産した資材を、生産者は経験と勘だけを頼りにして別々に施用してきました。そのため畑土は必要の無い成分が溜まって行き過剰になったり、逆に成分が不足して農作物の生育に悪影響を及ぼし、品質や収量、病害虫にも苦労している場面が見受けられます。
本来の「土づくり」は土壌の状態(物理性・生物性・化学性)を知り、作物に合わせて適切に改善維持していくことが大切です。肥料法改正により農家の要望に応えるためであれば、自由に配合できる「施用者委託配合」という制度ができました。アイデアを活かした肥料の生産が自由にできる時代となっています。
大和肥料は、肥料の近未来は畑土や生産者の思いに合わせた「オ-ダメイドオリジナル配合肥料」の時代になると思います。
生産農家の目標達成のため、70年の有機肥料の生産実績のある大和肥料と、つくば市に所在する土壌分析(物理性・生物性・化学性)の専門研究機関である株式会社川田研究所と協力の上、生産農家と相談しながら肥料づくり、土づくりを目指していきます。
「3者で相談しながら目標を達成していく」
- 施肥動力の合理化(石灰・腐植・ミネラル{マグネシウム・微量要素等}・元肥など)…施肥回数の軽減
- 土壌分析に基づいた適切な肥培管理(不要な成分を省き、必要な成分を効かせる)
- 品質向上へ向けた検討。
- 肥料コスト軽減へ向けた検討。
- 安定生産・増収への検討。
- 病害虫対策への土づくり。etc ..
- Plan計画 営農相談や土壌分析により現状把握。目標を設定・オ-ダ-メイドオリジナル配合肥料を設計・お見積り。
- 実施 オ-ダ-メイドオリジナル配合肥料を製造・施用する。
- 評価 取り組んだ結果を評価。問題点や課題を明確にする。
- 改善 振り返り軌道修正して次に生かしより良くしていく。
「施用者委託配合」とは?
平成31年3月29日の農林水産省発表(30 消安第6291号)で、生産農家と肥料製造メーカーと「肥料配合依頼書」を両者で交わし、要件をみたした上で、土壌改良材+肥料などの配合が可能となりました。詳細は農林水産省ホームページをご参照ください。(https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/seiyouitaku.html)
施肥をまとめられるため、施用の手間を減らしたり、いらない肥料を使わないことで経費削減にもなります。人件費、送料などのコストが軽減できます。
- 施肥の省略化・資材集約
- 土壌改良材、ミネラル資材、肥料、微生物資材、病害虫対策資材など、ご希望通りに自由に配合が可能。
- 農薬は配合できません。
- 有機JAS対応、粉状配合、肥効調整 etc…
オーダーメイド肥料の受注・生産・納品までの流れ
ご連絡→土壌分析(希望者)→3者相談→肥料設計→お見積り→配合依頼書→製造(配合報告書)→出荷 ※詳しくはお問い合わせください。
- 地域によっては、肥料販売店様をご紹介させていただく場合もございます。
- 合計の数量が1000㎏(20㎏×50袋)からの対応となります。
2.オリジナル有機肥料
肥料の法律改正で自由に肥料が作れるようになりました。土壌改良剤(腐植)+ミネラル(カルシウム・マグネシウム・微量要素etc.)+元肥etc. この機会にオリジナル肥料を検討しませんか?肥料の法律が改正され、様々なご要望に応える肥料づくりが可能になってきました。肥料づくりの方向性がオリジナルへと変わってきます。生産農家の考える希望の肥料を共に作っていきたいと思っています。是非、理想を聞かせてください。
- 山畑(果樹園)なので、施肥を1~2回に簡略したい。
- 土壌分析に基づいて、肥料を作りたい。
- 味や品質を重視したオリジナルの肥料が欲しい。
- 肥効調節型で、肥料を相談したい。
- 土づくりと施肥を一緒にできないか?
- 特別栽培に対応できる肥料がつくれる?
- 有機JAS対応でも作れる? ご要望をご相談ください。
メリット
- 粒状配合でも粉状配合でも自由に作れます。
- 土壌改良剤、腐植、各種ミネラル、有機肥料など豊富な原料をそろえています。
- 配合製法なので、小ロット生産が可能で、納期が速い。
「粒状」貝化石200kg+マグネシウム120kg+腐植280kg+元肥400kg=1000kg/20a分
20㎏×50袋からのご注文となります。